たばこ病改善ねっとトップ > COPDの症状COPDによる肺高血圧症

COPDによる肺高血圧症

COPDの患者によく見られる併存症に、肺高血圧症もあります。軽度、中等度の患者にも確認される肺の合併症で、軽中等度の患者における肺高血圧症の確率は50パーセントにものぼると言われています。これは肺機能の低下が主な原因です。
>放置すると心臓に負担がかかるので、心筋梗塞や心不全、冠動脈硬化などのリスクが高まります。さらに脳血管でも同じようなことがおき、そのまま脳卒中になるケースも考えられます。

肺高血圧症のプロセス

COPDによって肺機能が低下するということで、体内に取り入れる空気の交換が正常に行われなくなります。十分な空気交換ができないと、血液中の酸素量は低下します。
まず引き起こされるのが低酸素血症です。その状態が長く続けば慢性呼吸不全が起き、心臓と肺とをつなぐ肺動脈が細くなっていくのです。この肺動脈が細くなっていくことで、肺高血圧症の症状が現れます

治療をするには

COPD患者が肺高血圧症を併発すると、心臓に大きな負担がかかります。すると心不全や冠動脈硬化のリスクが高まります。治療法としては酸素療法が有効だと考えられています。ただし、CO2ナルコーシスを起こすこともあるので、流量管理には注意が必要です。
ほかにも、一酸化窒素の吸入や血管拡張剤が用いられることもありますし、重篤であれば肺移植を行うこともあります。もちろん、欠かせないのが禁煙治療です。

スポンサードリンク


Copyright © 知っておきたい認知症?アルツハイマー病のこと、症状・治療等を解説? All Rights Reserved. ※当サイトのテキスト・画像等すべての転載転用、商用販売を固く禁じます。